2021年度の北総線動静
新型コロナウイルス感染症対策
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止を目的として,各駅の自動券売機及び自動精算機を対象とした抗菌加工が実施された。同感染症に関連した抗菌加工については,2020年度に客車内に対してヤシマキザイ「YAM」を施工しているところであるが,本件については広友物産「ヘルスブライト」が採用された。本件の施工者は日本信号子会社の日信電子サービスで,施工時期は6月上旬である。施工後の各機器には硬貨投入口下部に施工済を示すシール銘板が追加されている。
ゴミ箱・消火器の撤去
安全確保の観点から2020年度に改札口付近の1箇所を除いて廃止されていた駅設置のゴミ箱について,3月下旬をもってすべてのゴミ箱が廃止された。
各駅に設置していたゴミ箱は,かつてホーム上とコンコースの数箇所に設置していたところであるが,テロ防止など鉄道の安全確保に一層の取組みが必要であることに鑑み,2020年度にホーム上のゴミ箱が廃止され,改札口付近の1箇所に集約されていた。当年度においては,改札口付近の1箇所についても3月下旬をもって廃止され,全線ですべてのゴミ箱が撤去された。
また,当年度において発生した事象を踏まえ,一部の駅では消火器が撤去される動きも認められた。