活動報告

よもやま話

2021年度の北総線動静

電力関係

塩害対策

2018年度に他事業者で発生した塩害による輸送障害を踏まえて2019年度より実施している塩害対策は,当年度も継続して実施された。当年度においては高圧引込端末の耐塩化が引続き実施され,全線での取替が完了した。なお,本件については7月発行の安全報告書内においても当年度内の施工完了予定が明記されており,予定通りの完了となった模様。

照明設備LED化

かねてより実施している照明設備のLED化については,北総区間(京成高砂・小室間)においては成田スカイアクセス開業に際して整備した箇所など一部を除いて完了しているものの,千葉ニュータウン鉄道区間(小室・印旛日本医大間)においては千葉ニュータウン中央及び印西牧の原の一部を施工したのみで,2020年度以降はコロナ禍による設備投資の抑制によって停滞している状況にあった。当年度においては,印西牧の原コンコース及び同下りホームのLED化が再開され,11月から3月にかけて施工された。

アッパーライト更新前の印西牧の原駅

△アッパーライト更新前の印西牧の原駅

LED化前の印西牧の原駅下りホーム

△LED化前の印西牧の原駅下りホーム


アッパーライト更新後の印西牧の原駅

△アッパーライト更新後の印西牧の原駅

LED化後の印西牧の原駅下りホーム

△LED化後の印西牧の原駅下りホーム


印西牧の原下りホームについては,本件工事を前に2019年度工事で待合室がLED化されているほか,ホーム照明の一部についても部分的にLED化している箇所が認められていたが,本件工事によって蛍光灯の残箇所はすべてLED化された。2019年度工事ではコンコース照明についてもダウンライトのLED化が実施されていたが,アーチ屋根に対するアッパーライトは未施工であった。同駅のアッパーライトについては,開業当初には駅務室内のスイッチで色調を操作できる機能があったが,発光色は後に白色に固定されていたことから,今回のLED化についても色調変更機能は盛り込まれていない。また,従来は角型のアッパーライトのみ設置されていたが,本件工事に伴い直管形の照明器具が追加されている。

老朽対策
パッチ補修された西白井駅構内の電化柱

△パッチ補修された西白井駅構内の電化柱

ビーム以外のその他支持物にも錆止めが施工された1期線区間

△ビーム以外のその他支持物にも錆止めが施工された1期線区間


当年度においては北総1期線区間のコンクリート柱に対する補修が行われた。き裂等の損傷箇所に対してパッチ補修を行うもので,新鎌ヶ谷・小室間のコンクリート柱に対しての施工が認められた。また,同区間や公団1期線区間においては2017年度よりVトラスビームに対する錆止塗料の塗布が行われていたが,当年度においてはその他の支持物設備についても錆止塗料の塗布が認められた。