活動報告

よもやま話

2021年度の北総線動静

蛍光灯メーカの変更

北総所属車両の客室内照明に使用する蛍光灯にはパナソニック製が長年使用されてきたところであるが,当年度において日立製に変更された車両が発生した。

パナソニック製蛍光灯の7807号車から日立製蛍光灯の7808号車を望む

△パナソニック製蛍光灯の7807号車から日立製蛍光灯の7808号車を望む

日立製蛍光灯の標記

△日立製蛍光灯の標記


変更されたのは7808編成のうち両端の7808号車と7801号車の2両で,客室内の全蛍光灯が日立製に交換されている。2004年度に東芝製から切替えられて以降,北総所属車両の蛍光灯にはパナソニック製が一貫して採用されてきた。残る6両は全箇所がパナソニック製であるが,照度の落ちた蛍光灯も複数認められ,交換基準も変更されていると考えられる。日立製を使用している2両については,パナソニック製と色温度がやや異なっている様が認められる。

なお,北総所属車両で客室内照明に蛍光灯を使用するのは7808編成のみで,使用量の減少から従来の3波長形昼白色蛍光灯は使用を取止め,京成所属車両と同じ白色蛍光灯に変更されている。本件については,京成所属車両の蛍光灯調達方に影響されての変更と考えられる。

制輪子の京成共通化

北総所属車両には北総独自に採用した制輪子が使用されてきたところであるが,当年度において一部車両で京成所属車両と同一の制輪子を採用する動きが認められた。

京成車と同一品の制輪子を使用する7828編成

△京成車と同一品の制輪子を使用する7828編成

供試中の車両には運転台にその旨の表示が行われた

△供試中の車両には運転台にその旨の表示が行われた


北総所属車両の制輪子は京成所属車両と異なる独自品であったが,当年度において7828編成及び7502編成を使用して京成所属車両と同一の制輪子が供試されている。供試対象車両は7828編成のうち7828~7826と7502編成のうち7502-3~7502-1の各3両。制輪子は7300形・7800形・9800形・9100形のM台車用とT台車用,7500形・9200形のM台車用とT台車用の計4種類が使用されており,本件の供試対象は4種類全てに及んでいることから,今後は京成所属車両と同一品を使用することで調達費用の低減などを目指すと考えられる。試験は12月より実施され,対象車両には運転台に供試中の表記が追加されている。