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待合室の新設

昨年度末の2021年3月に白井市との間に締結された協定に基づき,西白井駅及び白井駅ホームに待合室が新設された。

建築工事中の西白井駅待合室

△建築工事中の西白井駅待合室

建築工事中の白井駅待合室

△建築工事中の白井駅待合室


待合室の新設は7月14日付プレスリリース「白井駅・西白井駅の駅周辺地域の活性化プロジェクトがスタートします。」にて公表されたもの。プレスリリースでは,「都市拠点に相応しい居心地の良い空間を創出するため、千葉県内産の木材を使用したベンチを配し、駅名看板のデザインに合わせた装飾をした待合室など駅施設の整備を行」うとして,冬季を前に11月~12月の供用を目指した整備を行う旨が公表された。

プレスリリースの直後にはホーム上の測量が行われ,10月下旬には仮囲い設置に向けた準備が始まっている。西白井が11月上旬から12月上旬まで,白井が11月中旬から12月下旬までの工期で建築工事が進められ,西白井は12月7日から,白井は12月23日から供用開始となった。

暫定供用開始した白井駅待合室

△暫定供用開始した白井駅待合室

暫定供用開始した西白井駅待合室

△暫定供用開始した西白井駅待合室


両駅に新設された待合室においては,その構造を従来の軸組工法からアルミ押出形材によるパネル工法に変更することで工期短縮と費用の縮減が図られている。本件工事では他事業者においても実績のあるSUS社「ラチスパネル」を使用したアルミ押出形材のユニット形待合室が導入された。

待合室内の空間には,沿線での伐採で発生した木材を加工した木製ベンチや寄木細工が採用されたほか,白井市の公式キャラクター「なし坊」やその家族として設定されている「なし坊ファミリー」が扉にあしらわれた。既設の他待合室と同様に冷暖房を完備し,照明とともに初電から終電までの間で自動制御されている。なお,供用開始から間もない1月には西白井駅待合室のベンチにひび割れが発生したが,間もなく充填剤が施工された。

暫定供用開始した直後の白井駅待合室内部

△暫定供用開始した直後の白井駅待合室内部

ベンチにひび割れが生じた西白井駅待合室

△ベンチにひび割れが生じた西白井駅待合室


装飾を含めて最終形となった白井駅待合室内部

△装飾を含めて最終形となった白井駅待合室内部

西白井駅待合室には腰部に騎手の装飾も加えられている

△西白井駅待合室には腰部に騎手の装飾も加えられている


両駅の待合室は冬季を前に暫定で供用開始されたが,7月のプレス発表時点で年度末までに副駅名を踏まえた装飾を追加する旨が公表されており,3月25日の副駅名入り駅名標の使用開始にあわせて同日中に装飾が追加された。西白井と白井ともに副駅名に「梨」が含まれることから,両駅とも窓の上部には梨の実をイメージしたカラーフィルムが貼付けられたほか,競馬学校最寄り駅として「騎手」が副駅名に盛り込まれた西白井については,腰部に騎手をイメージしたカラーフィルムも追加されている。