/同人
方向幕をテープにしてみましたよの巻
珍しく週に何度も更新するよ。
たまには同人的な進捗を書いてみても面白いかなーとか。
今回は方向幕の一般層普及を考えて云々って感じのお話。
先日の記事でも書いた気がするんですが,調査用に蒐集していたら方向幕が結構溜まっちゃってるんですよね。
せっかく集めたのだから動かないのは面白くないだろうと,可動するように手入れしてあるんですが,来客があるとこれがなかなか好評でして。
それなら貴方も買えば?といかないのが困ったところですよねー。大きいし重いし,なにより入手難易度って問題もあるわけで。
動かす動かさないはその後の問題ですけど,手に入れても日常的なメンテナンス含めた後処理ができる環境ってケッコー敷居が高い話なんですよね(説得力皆無)。
せっかくイベント等で字幕手に入れても表示器持ってなければタダの巻物ですからね。
…的な興味はあっても踏み込めない状況の人ってそこそこ多いと思うんですよね。それなら何か打開策を考えてみるのも高砂第一工廠の役目なのかなと思うわけです。
ほら,実用的じゃないアイテムで出てきても使わないじゃないすか。どことは言わないけど,最近そういうの多いし。
…ってそこまで高尚なこと考えて作ったというより,単に自分が作りたかった欲しかったそれだけなんですけどねー。
てなわけで作っちゃいました。
方向幕テープ!
なかなかいい感じに仕上がってまする。ちな下は実物の字幕。
方向幕ってのは布製とフィルム製の2種類に大別されるんですが,後者の素材はポリプロピレンなのです。
基本的には厚さ0.05mmのポリプロピレンフィルムに各色の版を重ねて刷って作ります。
で,今回のテープの素材はポリプロピレン。色ごとの版で刷るという点では刷り方も同じ。
そりゃね,それっぽく仕上がるわけですよ。書体も完全再現ですから,ブチ高まるのは当然。
以下使ってみた画像。
テープを巻けばいろんな行先が出てくる感覚,超楽しいですね。
今回のテープは試作段階なので,すぐに頒布とかそういうのは考えてないんですけど。
Twitterでかなり反響があったみたいで,これから長さとかコストとか詰めながら頒布していこうかなと思ってます。
オマケ
京成3500形未更新車の正面行先方向幕のサイズ基準。