検査履歴表:北総7000形・千葉ニュータウン鉄道9000形

2018年4月8日公開・ 最終更新

検査履歴・車歴表

北総7000形CNT9000(2000)形
7002編成7004編成7006編成9008(2001)編成9018(2002)編成
種別年月種別年月種別年月種別年月種別年月
新製1979.01新製1979.02新製1979.01新製1983.11新製1983.12
重検1981.01?白重検1981.02?白重検1981.01?白重検1985.11?白重検1985.12?白
全検1983.01?白全検1983.02?白全検1983.01?白全検1987.11?全検1987.12?
重検1985.01?白重検1985.02?白重検1985.01?白8両編成化1990.128両編成化1990.12
全検1986.10全検1987.02?全検1987.01?全検1991.01椚★※全検1991.02椚★※
重検1989.10★重検1990.03★重検1989.12★全検1994.06椚◆全検1994.08椚◆
8両編成化1990.118両編成化1990.128両編成化1990.12全検1995.07椚重検1997.08椚
全検1992.10※全検1993.03※全検1992.12※全検1997.07椚全検2001.09
重検1995.10重検1996.03重検1995.12重検2001.08重検2005.07
全検1998.05全検1999.03全検1998.12全検2005.06全検2009.06
重検2002.5重検2003.04重検2002.06重検2009.05重検2013.05
廃車2006.03廃車2007.03廃車2006.03廃車2013.03廃車2017.03
検査期限
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7000形・9000(2000)形の都心直通対応

両形式は導入時点で1号線直通規格に即して設計されていたが,都心直通運転の開始にあたっては実務的な取扱いの面で改造を要することになり,1989年度以降に都心直通運転に係る改造が実施された。本件工事は中間車2両の挿入による8両編成化を見越した改造でもあり,母線引通し,客室への非常通報器設置と外板への非常通報器表示灯の設置などが行われた。この改造が上表中の★印にあたり,7000形は1989年度の定期検査,2000形は1990年度の定期検査に際して施工された。

また,当時の1号線直通規格には定められていなかったが,京浜急行線への乗入れに際して先頭車の制御電動車化を求められた。本件の施工は主回路配線の大幅な変更を伴うだけでなく,車両連結位置の変更も必要となるなど大規模な工事が求められたことから,諸般の事情により2000形のみ都心直通に係る改造と同時施工とし,7000形は次回定期検査時の施工を目処として暫定的に未改造での乗入れを行うことになった。7000形の改造は1992年度の定期検査にあわせて行われ,2000形同様にTc車とM2車間での台車振替,主回路配線の変更,2号車・3号車の連結位置変更が行われた。これが※印の内容である。

さらに,京急2000形との形式重複(ただし車号上の重複はなかった。2000形の形式自体は以前にも新京成所属車両と重複していた)が問題視され,1994年度の検査入場に際して2000形は9000形へ改形式されている。これが表中の◆印の内容である。

△1978年の東急車輛での7006号車製造時

△1992年10月の宗吾工場への7002編成検査入場


△1995年の椚山工場への9008編成検査入場

△2013年5月の9018編成検査出場と9008編成廃車解体