2013年12月29日公開・ 最終更新
1983年
6号車:2102(Tc)
3号車:2602(M1)
2号車:2702(M2)
2013年
8号車:9011(M2c)
元々Tc車であったことから機器はCP類などが中心。7000形と異なりCP増設はしていない。
7号車:9012(M1)
主抵抗器・主制御器など主回路を構成する機器を搭載するM1車。南方車端寄りのヒューズ箱は都心直通改造時に増設されたもの。
6号車:9013(T)
KHS-001台車を履くT車。元々M2車だったことから、搭載機器はSIVや蓄電池などM2系の機器が中心。
5号車:9014(M1’)
1990年に増備された中間電動車ユニットのM1側。パンタが1基に減らされたことからヒューズ箱の配置が変わったほか、パンタグラフ継電器の形状にも変化が生じている。
4号車:9015(M2’)
1990年に増備された中間電動車ユニットのM2側。機器配置は元々のM2車である2300形とほぼ同じだが、母線引通遮断器が追加されている。また、従来からの車両と比べ、非常表示灯の取付け方や台枠部分の処理が若干異なっている。
3号車:9016(T)
弱冷指定車。本来9000形(2000形)は、妻面の手摺りがある面・無い面同士でそれぞれ向かい合うように連結されるが、都心直通改造時に連結位置を変更したため、隣のM2車との間で法則が崩れている。
2号車:9017(M1)
都心直通改造時に現TS車の9003形(当時の2300形)と連結位置を入替えた車両。この車両も同様に、隣のM2cS車との間で連結面の手摺り有無の法則が崩れる。
1号車:9018(M2c)
南方先頭車。基本的にM2cN車と線対称の床下機器配置となるが、イラストの反対側にあたる海側は、搭載機器の違いから全く異なる様相を見せる。
車両内装
7000形と同様,当時は通勤電車の設計思想に定員着席という一つの目標がつきまとった時代だった。9000形の色分けされたシートは国鉄201系がそうだったように,まさしく定員着席を狙ったものである。また,シートモケットを7000形と共通化するため,2人掛けのシートは7000形と同寸法のものを採用するなど,保守面を視野に入れた設計であった。
カラフルなシートが目立つ一方で,その他は一般的な通勤電車と遜色ない堅実な内装。