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西白井駅ウマ娘装飾お披露目式典
北総線沿線自治体のひとつである白井市と北総鉄道の連携企画として,株式会社Cygamesの展開するクロスメディアコンテンツ『ウマ娘 プリティーダービー(以下,ウマ娘)』とのコラボレーションが2024年10月17日より始まった。本件企画は2021年3月に白井市と北総鉄道との間に締結された連携協定「白井駅・西白井駅周辺地域の活性化に関する協定」に基づく取組みで,日本中央競馬会の教育訓練施設である競馬学校を擁するなど馬との深い関係を有する白井市における「馬の繋がりを活かした地域活性化の取り組み」として,株式会社Cygamesの協力により実現したものである。
北総鉄道においては,ウマ娘に登場するキャラクターと9100形車両をコラボレーションさせたイラストが描き下ろされ,このイラストを使用した記念乗車券の発売や,先の協定に基づいて「梨も騎手も育つ街」の副駅名が設定されている西白井駅への駅装飾の実施など様々な企画が展開された。北総鉄道とコラボレーションしたキャラクターは主に「サクラバクシンオー」,「サクラチヨノオー」,「サクラローレル」の3人で,持永北総鉄道社長によれば,かつて中山競馬場白井分場で調教師としてのキャリアをスタートさせた境勝太郎氏の管理馬にちなんだ選定とのことである。
また,本件企画の開始を記念した式典が10月17日14時30分より西白井駅で実施された。式典には笠井白井市長,山下白井市副市長,室谷北総鉄道会長,持永北総鉄道社長のほか,来賓として株式会社Cygamesの八木ライセンス事業本部長が出席し,白井市のマスコットキャラクター「なし坊」も駆けつけて企画の開始を盛大に祝った。
お披露目式典
出席者挨拶
くす玉割り
幕間
西白井駅各部の装飾
階段や改札窓口,待合室の壁面を使用した装飾をはじめ,ウマ娘仕様の駅名標や等身大パネルの設置など,駅全体でウマ娘の世界観を楽しむことができるよう工夫が凝らされている。
階段
京成高砂方増設階段
増設階段の海側壁面に9100形車両との描き下ろしイラストが設置されている。ホーム上で安全に正面から撮影するには超広角レンズを要する。
印旛日本医大方階段
コンコース階の壁面3面に装飾が実施されている。エスカレータとの仕切り壁面に装飾されている山側のみ描き下ろしイラストである。その他の壁面には,「スペシャルウィーク」,「マルゼンスキー」,「セイウンスカイ」,「ニシノフラワー」,「ヤマニンゼファー」の各ウマ娘が加わる。
改札口
窓口ブース上部にSDキャライラストをあしらった装飾が施されているほか,階段付近には駅名標を模した横断幕が掲出されている。
サイン類
上屋からの吊下形駅名標をはじめ,柱用の短冊形駅名標,駅入口の駅名看板の計32箇所を対象にウマ娘の装飾が追加された。
吊下形駅名標
ホームに2箇所ある吊下形駅名標には「サクラローレル」と「サクラバクシンオー」の立ち絵およびウマ娘ロゴマークが追加されている。京成高砂方と印旛日本医大方では配置されているウマ娘が入れ替わる。
短冊形駅名標
ウマ娘8人のSDキャライラストが駅名標下部に追加されている。短冊形は最も設置数の多い駅名標であり,ウマ娘1人につき2箇所程度の割当がある。装飾はいずれも既設駅名標の上からステッカー施工により実施されている。
駅入口看板
駅入口看板の左端にウマ娘ロゴマークとSDキャライラストが追加されている。
待合室
海山両側のガラス面にSDキャライラストのウマ娘8人がステッカーで掲出されている。ガラス1面につき2人の装飾で,各側面には14人のウマ娘が装飾されているが,装飾対象のキャラクター自体は8人のため重複が発生している。
等身大パネル
ラチ内コンコース海側のケーブルテレビ架横に「サクラバクシンオー」,「サクラチヨノオー」,「サクラローレル」の等身大パネルが設置されている。