2018年4月17日公開・ 最終更新
北総線内の配線略図をつらつらと書き並べたもの。本頁では,配線のみならず軌道回路名称や転てつ機の定位・反位,常置信号機の現示内容についても可能な限り記載した。
本頁に限らず,このウェブサイトで公表している内容は,当サークルに所属する趣味者がひたすら現地に足を運び,観察した結果をまとめたものに過ぎない。したがって,趣味的に作成する配線略図のなかでは情報量が多くても,実務的に使用できるほどの情報量はない。たとえば半重複の範囲や,常置信号機の設備キロ程,信号機の現示の展開については調査に至っていないため,未記載である。もっとも北総線の列車密度を考えれば,これらのデータを完璧に揃えるのは難しいだろうという判断から調査していないのが実態である。
図中の記号はJIS E3012で定められた図記号であり,これについては一切の解説を入れていない。また,北総線に関係ない記載は省略しているため,京成高砂駅や高砂検車区構内の情報は完全ではない。高砂検車区に至っては最も海側のG線のみ,京成高砂駅の信号機も北総線に関係する出発信号機のみ示している(実際には京成本線方面の進路で使用する出発信号機○LN,金町線方面の進路で使用する出発信号機○LK,さらに検車区を含む入換に使用する入換信号機と進路表示機が付く)。
信号設備概説
全線において自動閉そく式を採用する北総線の常置信号機は,1979年の1期開業当時から3位色灯式を基本として配置されてきた。主信号機の信号機構は3現示を原則とし,従属信号機の中継信号機には灯列式が採用された。