記号番号表:北総7800形

2018年3月23日公開・ 最終更新

2013年度

M2cM1TM1'M2TM1M2c
記号番号7808-27807-17806-17805-17804-17806-17807-17801-2
7808車号78087807780678057804780378027801

2013年度時点の記号番号は上表の通り。7800形は性能上7300形とほぼ同一の車両であるが,その出自により「7800形」として7300形とは異なる形式が与えられている。法に基づく記号番号の命名については,基準となる車両番号に枝番号で変更履歴を示す方式が採用され,7300形とは異なる体系である。

すでに7808編成においては2013年度以前に先頭車に対する記号番号の変更が少なくとも1回以上発生しているとみられ,先頭車のみ枝番号が2を名乗っている。変更の時期や事由については複数考えられるが,その特定には至っていない。

2014年度:7818編成導入

M2cM1TM1'M2TM1M2c
記号番号7808-27807-17806-17805-17804-17806-17807-17801-2
7808車号78087807780678057804780378027801
M2cM1TM1'M2TM1M2c
記号番号7818-17817-17816-17815-17814-17816-17817-17811-1
7818車号78187817781678157814781378127811

7800形は7050形の代替として2002年度に1編成8両が京成電鉄からの貸借車として導入されたが,貸借車の残る1編成は7250形を経て7260形に代替され,該形式は長らく1編成のみの導入に留まっていた。ところが,2014年度に7260形の代替として該形式の第2編成となる7818編成が導入される運びとなり,2015年3月に貸借車として導入された。

先に導入されていた7808編成は京成3808編成を貸借するもので,京成3700形5次車に相当する車両であったが,7818編成においては京成3700形2次車に相当する3748編成を貸借したことから,両編成においては構造及び装置に相違があった。その記号番号については,1987年の鉄道事業法施行規則制定に伴う「車両の確認について」の通達において記号番号の解釈が示され,記号番号は車両の構造及び装置が異なる毎に定めることとされたことから,7808編成と構造及び装置の異なる7818編成の導入に際しては,7818編成に対する記号番号が新たに与えられた。命名方は7808編成のそれを踏襲したものである。

2017年度:7828編成導入

M2cM1TM1'M2TM1M2c
記号番号7808-27807-17806-17805-17804-17806-17807-17801-2
7808車号78087807780678057804780378027801
M2cM1TM1'M2TM1M2c
記号番号7818-17817-17816-17815-17814-17816-17817-17811-1
7818車号78187817781678157814781378127811
M2cM1TM1'M2TM1M2c
記号番号7828-17827-17826-17825-17824-17826-17827-17821-1
7828車号78287827782678257824782378227821

列車無線更新に伴う車両改造工程の都合から2017年度に京成3778編成が追加で貸借され,7800形に第3編成となる7828編成が加わった。原番号の京成3778編成は京成3700形4次車に相当する車両であり,これは7800形の既存編成と構造及び装置が同一ではないことから,やはり7828編成に対しても新たな記号番号が与えられる運びとなった。こちらも命名方は7808編成のそれを踏襲したものである。

2019年度:列車無線デジタル化準備工事に伴う変更

M2cM1TM1'M2TM1M2c
記号番号7808-37807-17806-17805-17804-17806-17807-17801-3
7808車号78087807780678057804780378027801
M2cM1TM1'M2TM1M2c
記号番号7818-17817-17816-17815-17814-17816-17817-17811-1
7818車号78187817781678157814781378127811
M2cM1TM1'M2TM1M2c
記号番号7828-17827-17826-17825-17824-17826-17827-17821-1
7828車号78287827782678257824782378227821

列車無線更新に伴う準備工事が2018年度より着手され,これに伴い7808編成のみ先頭車の記号番号に変更が生じた。北総所属車両において準備工事段階での記号番号変更が生じたのは7808編成のみで,他編成において変更が発生しなかったことを含めて考え方の整理については今後勉強する必要がある。

2020年度:補助電源装置・集電装置更新・列車無線デジタル化本設工事に伴う変更

M2cM1TM1'M2TM1M2c
記号番号7808-47807-17806-17805-17804-17806-17807-17801-4
7808車号78087807780678057804780378027801
M2cM1TM1'M2TM1M2c
記号番号7818-17817-17816-17815-17814-17816-17817-17811-1
7818車号78187817781678157814781378127811
M2cM1TM1'M2TM1M2c
記号番号7828-17827-27826-17825-27824-17826-17827-27821-1
7828車号78287827782678257824782378227821

7808編成においては,2020年度下期に車体改修にあわせ列車無線デジタル化本設工事を施工したことにより,先頭車の記号番号に変更が生じた。

また,7828編成においては,補助電源装置のSIV化,ならびに集電装置のシングルアーム化によって,M1系各車とT車の記号番号に変更が生じた。