2023年11月5日公開・ 最終更新
本稿はサークル「高砂第一工廠」において蓄積してきた北総線の記録写真によって各駅の今昔を比較するページである。
本稿では，2007年秋に撮影した写真とおおよそ同一の場所で撮影を試みた2023年時点の写真を比較している。したがって，いわゆる今昔写真集のように半世紀以上前の写真と比較するものではなく，せいぜいひと昔～ふた昔程度の時間的変化を比較しているにすぎない。
しかしながら，北総線では2007年から2023年までの間に成田スカイアクセスの開業という節目を挟んでいて，路線の様子が大きく変化する時期にあった。まさに2007年という時期は北総線内でも成田スカイアクセスの開業に向けた工事が盛んに行われていた時期であり，それから今日までの間には成田スカイアクセス以外にもバリアフリー化や老朽化した施設の改修など様々な工事が続いた。また，運賃の値下げなどハード面以外でも北総線は変化を重ねてきた。すなわち直近の十数年は北総線にとって変化の時代でもあった。
ゆえに各駅における変化を紹介しようとすれば枚挙にいとまがないのだが，本稿の楽しみ方は鉄道施設の変化を見るだけではあるまい。町並みや行き交う人々の姿からも時間の経過を感じることができるだろう。各々の視点で北総線とその沿線の一時代を感じ取ってもらえれば幸いである。
新柴又
矢切
北国分
秋山
東松戸
松飛台
大町
新鎌ヶ谷
西白井
白井
小室
千葉ニュータウン中央
印西牧の原
印旛日本医大
