2018.04.01
電気鉄道である北総線には,運転に必要な電力を賄うため線内6か所に電鉄用変電所が設備されている。各変電所は路線の延伸にあわせて新設,改良され,近年では大規模な設備更新が進められているところである。本稿では北総線内の各変電所およびき電開閉所の概要について紹介する。
変電所の概要
変電所のあらまし
北総線の安全安定輸送を担う変電所は,全線32.3kmに対して約5km間隔で計6か所が設備されている。それぞれの変電所は,起点方から矢切,紙敷,鎌ヶ谷,白井,船尾,草深と呼称される。これらのうち北総鉄道区間の変電所は矢切,紙敷,鎌ヶ谷,白井の4か所で,矢切と紙敷が北総Ⅱ期線,鎌ケ谷と白井が同Ⅰ期線区間に位置する。船尾と草深の両変電所は千葉ニュータウン鉄道の変電所であり,船尾は公団Ⅰ期線,草深は同Ⅱ期線区間に位置する。なお,北総鉄道区間の変電所は,計画時点では起点方から第1~第4変電所と呼称されていた。