北総線全線券売機一斉実態調査(2020年度)

このページは,北総線全線における自動券売機および自動精算機の稼働状況ならびに券紙ロールの使用実態の把握を目的として毎年度末の1日を指定して実施している一斉調査について,その調査結果を公開するものである。

調査結果

駅名種別番号機番機種駅名印字定期券発売地紋地紋の向き地紋の大きさ
新柴又券売機101MX-8新柴又なしPJRオレンジ
235MX-8※ありPJRオレンジ
精算機――01AX-8――PJRオレンジ
矢切券売機146MX-8※矢切なしPJRオレンジ
235MX-8※ありPJRオレンジ
精算機――01AX-8――PJRオレンジ
北国分券売機101MX-8北国分なしPJRオレンジ
235MX-8※ありPJRオレンジ
精算機――01AX-8――PJRオレンジ
秋山券売機101MX-8秋山なしPJRオレンジ
235MX-8※ありPJRオレンジ
精算機――01AX-8――PJRピンク
東松戸券売機101MX-8北総東松ありPJRオレンジ
235MX-8※ありPJRオレンジ
336MX-8※なしPJRオレンジ
精算機――01AX-8――PJRオレンジ
松飛台券売機101MX-8松飛台なしPJRオレンジ
235MX-8※ありPJRオレンジ
精算機――01AX-8――PJRオレンジ
大町券売機101MX-8大町なしPJRオレンジ
235MX-8※ありPJRオレンジ
精算機――01AX-8――PJRオレンジ
新鎌ヶ谷券売機147MX-8※北総新鎌なしPJRオレンジ
235MX-8※ありPJRオレンジ
336MX-8※ありPJRオレンジ
精算機――01AX-8――PJRオレンジ
西白井券売機136MX-8※西白井なしPJRオレンジ
235MX-8※ありPJRオレンジ
精算機――01AX-8――PJRオレンジ
白井券売機135MX-8※白井ありPJRオレンジ
236MX-8※なしPJRオレンジ
精算機――01AX-8――PJRオレンジ
小室券売機101MX-8小室なしPJRオレンジ
235MX-8※ありPJRオレンジ
精算機――01AX-8――PJRオレンジ
千葉NT中央券売機01MX-8千葉NT中なしPJRオレンジ
35MX-8※ありPJRオレンジ
36MX-8※ありPJRオレンジ
精算機01AX-8――PJRオレンジ
02AX-8――PJRオレンジ
印西牧の原券売機101MX-8印西牧原なしPJRオレンジ
235MX-8※ありPJRオレンジ
精算機――01AX-8――PJRオレンジ
印旛日本医大券売機101MX-8印旛日医なしPJRオレンジ
235MX-8※印旛日医ありPJRオレンジ
351MX-8※京成日医なしPJRピンク
精算機――01AX-8印旛日医――PJRピンク

表中の地紋については【ここ】を参照されたし。

2020年度雑感

当年度における北総線の営業機器を概観すると,昨年度までに営業機器の老朽取替や削減が一段落したことから,年間を通じて稼働機器の構成に変化はなかった。稼働年数が15年を超えた自動改札機の処遇は,期中に猛威をふるった新型コロナウイルス感染症の影響により不透明さを増していて,今後の取替計画を見通すことはできない。

さて,当年度初の4月1日付には,自動券売機での定期券購入時におけるクレジットカード決済の対応ブランドが拡大された。本件にあわせたソフトウェア更新により,自動券売機の定期券発売対応の可否が明確に区別され,自動券売機運用方針は2011年度のマルチ形定期券非発売機導入以来となる転換点を迎えた。本件は目立った動静の少なかった当年度における大きな話題だった。

券紙ロールの使用状況としては,昨年度に引続き印旛日本医大駅精算機に地紋の印刷がピンク色のロールを確認した。昨年度までピンク色ロールが残存していた松飛台駅精算機はオレンジ色ロールに変わり,新鎌ヶ谷管内(松飛台・白井間)からピンク色ロールが淘汰された。一方で秋山駅精算機でピンク色ロールの使用が認められた。東松戸管内(新柴又・東松戸間)での現認は2017年度調査以来で,新規に調達される券紙がオレンジ色ロールとなって久しい現在においてもピンク色ロールの在庫がわずかに残っていることが示唆された。したがって,今回の調査時点ではオレンジ色ロールに統一された新鎌ヶ谷管内においても今後の棚卸し等によってピンク色ロールが見つかれば復活する可能性も皆無ではないと考えられる。

ピンク色ロールが僅かに残存する一方で,一時は多くの箇所で使用されていた濃いピンク色のロールを確認することはできなかった。濃いピンク色のロールは,もっとも昨年度時点で北総持ちの機器からは姿を消しており,京成持ちの印旛日本医大駅券売機1台に残るのみだった。北総持ちの機器に限って考えれば2年連続で現認できなかったことから,濃いピンク色のロールはついに在庫がなくなった可能性が高い。また,北総持ち機器に残存するピンク色ロールについても自動精算機2箇所を残すのみであり,風前の灯である。

感染症対策を軸とした新たな生活様式が叫ばれる昨今において,今後の営業機器施策がどのように展開されていくか注目だ。