北総線自動券売機・自動精算機の稼働状況調査

2018年3月29日公開・ 最終更新

2018年度調査結果

調査日:2019年3月23日

駅名種別番号機番機種駅名印字定期券発売地紋地紋の向き地紋の大きさ
新柴又券売機101MX-8新柴又なしPJRオレンジ
235MX-8※ありPJRオレンジ
精算機――01AX-8――PJRオレンジ
矢切券売機146MX-7矢切なしPJRオレンジ
235MX-8※ありPJRオレンジ
精算機――01AX-8――PJRオレンジ
北国分券売機101MX-8北国分なしPJRオレンジ
235MX-8※ありPJRオレンジ
精算機――01AX-8――PJRオレンジ
秋山券売機101MX-8秋山なしPJRオレンジ
235MX-8※ありPJRオレンジ
精算機――01AX-8――PJRオレンジ
東松戸券売機136MX-7北総東松なしPJRオレンジ
235MX-8※ありPJRオレンジ
301MX-8ありPJRオレンジ
精算機――01AX-8――PJRオレンジ
松飛台券売機101MX-8松飛台なしPJRオレンジ
235MX-8※ありPJRオレンジ
精算機――01AX-8――PJRピンク
大町券売機101MX-8大町なしPJRオレンジ
235MX-8※ありPJRオレンジ
精算機――01AX-8――PJRオレンジ
新鎌ヶ谷券売機101V7SK新鎌あり(新京成)PJRピンク
247MX-7北総新鎌なしPJRオレンジ
336MX-7ありPJRオレンジ
435MX-8※ありPJRオレンジ
精算機――01AX-8――PJRオレンジ
西白井券売機136MX-7西白井なしPJRオレンジ
235MX-8※ありPJRオレンジ
精算機――01AX-8――PJRオレンジ
白井券売機135MX-8※白井ありPJRオレンジ
236MX-7なしPJRオレンジ
精算機――01AX-8――PJRオレンジ
小室券売機101MX-8小室なしPJRオレンジ
235MX-8※ありPJRオレンジ
精算機――01AX-8――PJRオレンジ
千葉NT中央券売機左147MX-7千葉NT中なしPJRオレンジ
左235MX-8※なしPJRオレンジ
左336MX-7ありPJRオレンジ
左401MX-8ありPJRオレンジ
精算機01AX-8――PJRオレンジ
02AX-8――PJRオレンジ
印西牧の原券売機101MX-8印西牧原なしPJRオレンジ
236MX-7ありPJRオレンジ
335MX-8※ありPJRオレンジ
精算機――01AX-8――PJRオレンジ
印旛日本医大券売機135MX-7印旛日医PJRオレンジ
201MX-8印旛日医PJRオレンジ
351MX-7京成日医なしPJR濃ピンク
精算機――01AX-8印旛日医――PJRオレンジ

調査メモ

当年度の大きな動きとしては,第4四半期に新柴又・印西牧の原間の13駅で新型自動券売機・MX-8の本格導入が始まった。従来機種・MX-7はICカード乗車券の導入に際して2007年度に初導入された機器で,初期の導入機器では稼働期間が10年以上を数えている。北総線では各駅に1台以上が配置されている最多機種であったが,印旛日本医大を除く各駅1台がMX-8に更新された。これまでもMX-8自体は2013年度のSX-5代替の際に数台が導入されていたが,今回のMX-8はそのマイナーチェンジモデルで,細部の仕様が異なっている。

この施策で目を引くのは,単なる自動券売機の代替に留まらず,配置変更を伴った点だ。この過程において,従来のMX-8に存在しなかった定期券非発売機,すなわち緑色のMX-8が数駅で見られるようになった。今後は日医大を含めたMX-8への統一が進み,近くMX-7は淘汰されるだろう。

また,北総所有の券売機からピンク色の券紙が淘汰された。新鎌ヶ谷と印旛日本医大にはそれぞれ新京成と京成所有の券売機があり,それらにはピンク色の券紙が装填されているが,社名変更からしばらくの間を除いて長らく使われてきたピンクのPJR地紋はここに幕を下ろしたことになる。また,券面の文字方向に対して地紋の向きが合っていない「縦」地紋も見られなくなった。北総の券紙は,券売機ではオレンジ色のPJR地紋(大小2種類),窓口処理機では青色のPJR地紋(大小2種類)と統一された。